グロム到着!
【Kazu】
さぁて我が家にもグロムが届きました。
試乗はすでに済ませましたが今回はインプレッションと言いますか
解体新書と言いますか…ちょっとばらしてみましょう。
ステップサイズはほぼ現行と変わりないようです。
重ねてみたところほぼぴったりです。
車高はだいぶ差がありますね。
ウィールの径が現行72㎜にたいしてグロムは径64㎜
車高最高部分とウィールの取り付け位置までの幅も
現行54㎜、グロム50㎜と4㎜違いますので
車高は8㎜程度の違いが出てきます。
ウィールの取り付け位置の違いはホイルベースにもありました。
タイヤどうしの幅ですね。9㎜程違いますね。
全長もFLS170㎜程とグロム154㎜で15、6ミリ違うんですね。
ホイルベースは走行に影響しますかね?
車はホイルベースが短いと小回りが利きますが…どう思います?
さてばらしてみましょう。
ウィールを両側からはさみこむという構造上、部品点数が増えるのは
しょうがないんですが…取り付けは面倒ですね。
ウィールを二つのメタルではさみこんで位置決めをしてるんですね。
ベアリングは現行同様のABEC5 まだグリスがいっぱい詰まってるって感じでじっとり回ります。ベアリングを外すと現行同様中にメタルが一個入ってるんですが…。
長さが違う…
ウィールのベアリング周りの寸法が現行と違うのかと思って
見てみると…幅は変わらない。これはどういうことか?
このメタルの長さが違うということは二個のベアリングの幅が
現行よりも広くなるということ。
ベアリングが両側に飛び出るわけです。
本来ベアリングが収まる位置より飛び出してしまうんです。
図でわかる?ちょっと大げさだけど押し込み方が偏ると
当然反対側に飛び出てしまうのでウィールのセンターがずれてしまうんです。
ベアリングを押し込むときに左右均等にしないといけないんですね。
片側からきちんと押し込むと右図のように偏ったベアリングの位置となりセンターがずれてしまうのです。
私のグロムもセンターがずれて装着されてました 。
さほど走りに影響は出ないと思いますがメンテナンスの際は
調整しながらの脱着になるので不便ですよね。
さて、ばらしたついでに…当然こうしてみたくなる…
おっ!?意外とグロムに現行ウィールがしっくり!
ウッドに黒がいい感じじゃない?
青ウィールを現行につけたほうは…ちっちゃいなぁ?なんか変?
ドリスケっぽいかな、見た目。
さぁて試乗してみましょうか?
グロムが!びっくり!乗りやすい!当たり前か…
現行と何ら変わりなく乗れますよ。
私ができるトリックで走行する分には特に違和感なし。
少し軽くなってる分、取り回しやすいかな…。
重さが安定に繋がるかは乗り手やトリックの種類によるでしょうが
これはこれでありですね。
現行にグロムのウィールをつけたほうは…やっぱ乗りづらい!
新品ウィールを久しぶりに乗った時の違和感とは違った
いかんともしがたい滑らせにくさ。
これはなんだろうなぁ…ウィールの硬度によるものか?
こちらはベアリングを変えたりしてまた研究してみますか。
ウィールが削れてきたらまたちがうかも?
まだまだ改良の余地はあるかと思うが現行ウィールとの組み合わせが
とてもよろしいかと。
交換前と比べて乗りやすさ倍増なのでそう感じてるだけかも知れませんが
これなら十分遊べます。
あ、これに補助輪つけたらどうかな?こちらもまた報告します。
ただ、トリックによっては木製ということでやりずらかったり
壊してしまうかも。パワスラとかね。
木製なので以前に比べて転がってもカラコロとかわいい音であまり大きな音がでないので夜練もいいかもね。
でもどんどん削れていってしまいそうだ。
本来、構造上フリーラインは絶対削れてしまうんですよね。
スケボーはキックフリップとかトリックしない限りは通常走行でデッキが路面に設置することはないわけですが、フリーラインは最初に乗る時点で接地させて乗るわけですし降りれば倒れるし、絶対接地するんですよね。
こちらもエッジガードみたいなものがあったほうが長持ちするかも。
鋲とか打ち込んで滑るようにしてみようかな?アルミテープとか?
いろんな改造の方向性があるかもしれませんね。
青ウィール…こいつになにか息吹を吹き込める方法は…
研究してみます。
風が冷たいですねぇ。向かい風で滑れません…。